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AA-03 多血小板血漿(PRP)療法の関節および靭帯への応用

AA-03-多血小板血漿PRP療法の関節および靭帯への応用

多血小板血漿(PRP)療法の関節および靭帯への応用

はじめに: 多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma: PRP)療法は、患者自身の血液から血小板を高濃度に抽出し、傷んだ組織へ注射して治癒を促進する再生医療の一種ですresearchgate.netresearchgate.net。血小板内の成長因子(PDGF, TGF-β, VEGF, IGFなど)が組織修復を助け、腱・靭帯損傷や変形性関節症など整形外科領域で幅広く利用されていますresearchgate.net。本章では、PRP療法の適用部位(関節・靭帯ごと)、適応疾患作用目的臨床効果施行プロトコル合併症、および海外・国内のガイドライン・保険状況について、最新のエビデンスに基づき体系的に解説します。

膝関節へのPRP療法

適応疾患と用途: 膝関節では変形性膝関節症(膝OA)がPRPの主要な適応です。軽度~中等度の変形性関節症に対する保存的治療として、PRP関節内注射が広く検討されていますsportsmed.orgsportsmed.org。目的は、関節内環境の改善(炎症抑制)と軟骨修復の促進による疼痛軽減・機能改善ですresearchgate.netsportsmed.org。そのほか、膝半月板損傷や軽度の靭帯損傷にも応用例がありますが、エビデンスの蓄積はOAほど多くありません。

臨床効果: 膝OAに対するPRPは症状の改善に有効とする高品質エビデンスが増えています。多数のランダム化比較試験(RCT)およびメタ分析(エビデンスレベルI)で、PRP関節内注射はプラセボや従来治療に比べ疼痛・機能を有意に改善しましたpaincare.clinic。例えばBensaらの最新メタ分析(2025年)では、膝OA患者にPRPを注射した群はプラセボ(生食注射)群より痛みと機能が有意に向上しましたpaincare.clinic。Xieらの解析では、PRPにより疼痛VASが3か月後で10.2㎜、6か月後13.0㎜、12か月後11.2㎜それぞれ改善しており、一定の効果持続が示唆されていますpaincare.clinic。また、PRPはヒアルロン酸(HA)注射やステロイド注射より中期的な症状改善が良好とする報告も複数ありますsportsmed.orgsportsmed.org。具体的には、あるレビューではPRPはHAより疼痛・ADL機能を改善sportsmed.org、別のRCTではPRP群でWOMACスコア(痛み・こわばり・日常生活動作)が有意に向上していますresearchgate.netresearchgate.net。3回のPRP注射は1回注射より有効との報告もありsportsmed.org、複数回投与による効果増強が示唆されています。

もっとも、効果の持続期間や至適プロトコルにはなお議論があります。一般にPRP効果は6~12か月程度持続するケースが多いものの、研究間で結果のばらつきもみられますpaincare.clinicpaincare.clinic。一部ではPRPとHAの併用が単独より有効との報告もあり(疼痛・関節機能のさらなる改善、12か月後も有意差)sportsmed.org、併用により副作用減少も示唆されていますsportsmed.org。一方、他の研究ではPRP単独でも類似の転帰を示しsportsmed.org、結論は統一されていません。現状、膝OAへのPRPは「症状緩和の有望な選択肢」であり、安全かつ有効な治療法と総括されていますsportsmed.org。ただし重度の軟骨欠損例や高度肥満例では効果不十分との指摘もあり、実臨床では適応の見極めが重要ですpaincare.clinic。実際、日本の順天堂医院の約500例の膝PRP治療成績では約60%に痛み軽減など有効性を認め、残り40%は十分な改善に至らなかったと報告されていますpaincare.clinic

投与手技: 膝関節のPRP注射は一般に関節内注射で行います。アプローチは膝蓋骨外側や内側から行い、関節液があれば抜去後にPRPを注入します。エコーガイド下で実施する施設もあります。典型的なプロトコルは1~3回の注射で、2~4週おきに施行されることが多いですfukui-seikeigeka.comresearchgate.net(例:2mLを1か月毎に計3回注射researchgate.net、または4週間隔で2回注射researchgate.net)。PRP調製に際しては、白血球除去したPRP(LP-PRP)が関節内では好まれます。白血球成分が多いと炎症反応で組織障害を及ぼす可能性がありsportsmed.org、実際いくつかの研究でLP-PRPの方が症状改善効果が高いと報告されていますsportsmed.orgsportsmed.org。一方で調製法の違いや報告不足が依然課題でありsportsmed.orgsportsmed.org、標準化が望まれます。投与量は施設によりますが3〜6mL程度が一般的です。また注射の際の疼痛軽減のため、必要に応じ局所麻酔を併用します。

肩関節へのPRP療法

適応疾患と用途: 肩関節では腱板(ローテーターカフ)損傷・腱障害がPRP適応の中心です。腱板腱炎、部分断裂、変性性腱板症に対し、PRPを肩峰下滑液包内腱付着部に注射することで腱の治癒と炎症軽減を図ります。慢性化した腱板炎に対するステロイド注射は即効性があるものの効果は一時的であるため、再生促進による長期的改善を目的にPRPが利用されますresearchgate.netresearchgate.net。このほか**肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)**への疼痛軽減目的の報告や、変形性肩関節症への関節内注射例もありますが、主要なエビデンスは腱板病変に集中しています。

臨床効果: 腱板疾患に対するPRPの有効性は長期的な痛み軽減と機能改善という点で支持されています。2021年のメタ分析では、PRP注射は肩の痛み抑制と機能向上に安全かつ有効であると結論づけられましたpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。特に長期的な疼痛コントロール肩機能(ADL)の改善で有意な効果が確認されていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。また、PRPとステロイドを比較した複数の研究によれば、ステロイド注射は短期的(数週以内)の症状緩和で優れる一方、PRPは中期~中長期(数か月以降)でより大きな改善効果を示しますresearchgate.netresearchgate.net。ある12件・計639名を対象としたメタ分析では、初期1か月ではステロイド群がDASHスコアやSimple Shoulder Testで勝るものの、3か月以降ではPRP群がASESスコアなど機能評価で有意に良好となり、最終的には両者とも最小限の臨床的重要差(MCID)を達成したと報告されていますresearchgate.netresearchgate.net。またRCTの一例では、腱板障害58例を対象に3か月追跡した結果、PRP群の方が痛みVASの改善(6.66→3.08)および可動域(外旋・内転)の向上がステロイド群より有意に大きかったとされていますresearchgate.netresearchgate.net。総じてPRPは肩腱板症に対し短期~中期的に有意な疼痛軽減・可動域改善をもたらすことが示唆され、長期成績も含め安全性・有効性が確認されていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。エビデンスレベルはメタ分析・RCTが複数存在しレベルI~IIに相当します。

投与手技: 肩へのPRP注射は画像誘導下で行うのが一般的です。エコーガイド下に、損傷した腱板の付着部周囲や肩峰下滑液包内にPRPを注入します。腱板部分断裂では裂隙周囲に刺入しペッパリング注射(複数方向からの細かい注入)を行うこともあります。通常1~2回の注射で経過を見ますが、症状に応じ追加することもあります。量は約2~4mLを患部に届けます。肩関節は複雑な構造のため正確な位置への投与が重要であり、エコー下での実施が推奨されます。また注射後は腱板への負荷を避けつつ可動域訓練を行い、腱の治癒を促すリハビリと組み合わせるのが一般的です。

肘関節へのPRP療法

適応疾患と用途: 肘関節では、外側上顆炎(テニス肘)がPRP適応として代表的です。慢性化した外側上顆腱(伸筋腱)障害に対し、変性腱組織の修復と疼痛の長期軽減を目的にPRPを患部に注射します。ステロイドは短期痛み緩和に有効ですが長期では再発が多いため、組織治癒による根本治療を狙ったPRPが用いられますresearchgate.netresearchgate.net。またスポーツ選手の肘内側側副靭帯(UCL)部分断裂にもPRPが試みられており、手術回避の保存療法として靭帯の治癒促進に用いられますpubmed.ncbi.nlm.nih.govpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。肘関節の変形性関節症に対する報告は少ないですが、疼痛軽減目的のケースが散見されます。

臨床効果: 外側上顆炎に対するPRPの効果は、複数のRCTとメタ分析により中~長期的な疼痛・機能の改善が示されています。13試験を統合したメタ分析では、1か月時点ではステロイド注射群の方が疼痛VASおよび機能スコア(DASH)で優れるが、3か月および6か月ではPRP群が有意に疼痛改善し、機能面でも3か月でPRP優位となったと報告されていますresearchgate.netresearchgate.net。具体的に、VAS痛みスコアの比較では1か月時はステロイド優位(P=0.75)→3か月時にPRP優位(P=0.003)→6か月時もPRP優位(P<0.0001)という推移であり、DASHスコアも1か月時はステロイド優位(P=0.028)→3か月時はPRP優位(P=0.01)、6か月では両群差なしという結果でしたresearchgate.netresearchgate.net。このことから、「ステロイドは即効性、PRPは持続性」という特徴が明確に示されていますresearchgate.net。PRP群は中期以降の痛み・肘機能で有意な改善を示し、総合的にPRP療法は外側上顆炎の治療において短期効果は劣るものの、長期的には有効な治療選択肢と言えます(エビデンスレベルI)。

一方、肘内側側副靭帯(UCL)部分断裂に対するPRPは症例報告やケースシリーズが中心です。代表的な報告として、野球選手等の部分断裂34例に単回PRP注射+リハビリを行った研究では、88%が同レベルのスポーツ復帰に成功し(平均12週で復帰)、注射後の靭帯不安定性も超音波計測で有意に改善しましたpubmed.ncbi.nlm.nih.govpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。KJOCスコアは平均46から93へ、DASHスコアは21から1に改善し、ほとんどの症例で競技レベルの機能回復が得られていますpubmed.ncbi.nlm.nih.govpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。1例のみ再建術に移行しましたが、大半で手術回避できたことから、部分断裂UCLの保存治療としてPRPは有望と結論されていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov(エビデンスレベルIVながら有望な結果)。

投与手技: 外側上顆炎へのPRP注射は、肘外側の上顆付着部に直接針を刺入し病変腱内へ注入します。エコーガイド下で圧痛部位を確認しながら、穿刺を複数方向に行うペッパリング法で変性腱全体にPRPを行き渡らせます。通常1回の注射で経過をみて、必要に応じて数週間後に2回目を行います。UCL損傷では肘内側の靭帯部にエコーガイド下で刺入し、靭帯付着部周囲へPRPを注射しますpubmed.ncbi.nlm.nih.govpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。こちらも基本的に1回注射で安静・リハビリを組み合わせ、経過を追います。いずれの場合も注射後は組織修復を促すため患部の過度な使用を避けつつリハビリを行うことが推奨されます。

股関節へのPRP療法

適応疾患と用途: 股関節では主に変形性股関節症(股OA)がPRP療法の対象として検討されています。変形性股関節症は膝に比べ患者数が少ないものの進行すると人工関節置換が必要となる難治性疾患であり、保存的治療の一環としてPRP関節内注射が試みられています。目的は関節内の炎症制御と疼痛緩和、軟骨変性の進行抑制(再生促進)です。また中殿筋腱の腱障害(臀部の腱炎)や大転子部痛症候群などにも局所PRP注射を行うケースがありますが、エビデンスは限定的です。

臨床効果: 股関節OAに対するPRPの有効性に関しては、膝ほど明確ではないものの、一部に痛み・機能改善の報告があります。2021年の体系的レビューでは、低~中等度のエビデンスながらPRPは股関節OA患者の疼痛軽減と機能向上に寄与しうると結論されていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。複数のRCTをまとめたメタ分析でも、PRP注射群はベースラインに比べ疼痛・ADLが有意に改善する傾向が示されましたpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。他方、PRPとヒアルロン酸を比較した試験では両者の臨床転帰がほぼ同等との結果も報告されていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。例えばあるRCTではPRPとHAのいずれの注射群も短期的に疼痛・可動域が改善し、両群間で有意差がなかったと報告されていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。総じて、股関節OAへのPRP効果は一定の可能性が示唆されるものの、その大小は研究によりまちまちであり、更なる大規模試験が必要な状況です。エビデンスレベルは概ねII(中程度の質)といえます。安全性に関しては膝同様に大きな問題は報告されていません。

投与手技: 股関節へのPRP注射は画像下に正確に関節腔内へ注入する必要があります。透視(X線透視)またはエコーを用いて、股関節前面から針を進め関節包内にPRPを注射します。深部の関節であるため透視下ガイドがしばしば用いられます。局所麻酔下に5~10mL程度のPRPを注入するプロトコルが多く、通常1~2回の注射で経過を見ます(例:2週間隔で2回など)。注射後は安静を保ち、症状に応じて理学療法を行います。股関節は大関節でありPRPも比較的多めの量を必要としますが、現在まで重篤な合併症は報告されておらず、膝と同様に安全に施行可能です。

手関節(手・手指)へのPRP療法

適応疾患と用途: 手関節や手指の分野では、他部位に比べPRPの応用例は限定的ですが、一部に母指CMC関節症(母指の付け根の関節症)や手関節の軟骨損傷への報告があります。特に母指の手根中手関節(第一CM関節)の変形性関節症は中高年女性に多く痛みの原因となりますが、ここにPRPを関節内注射して疼痛軽減を図る試みがなされています。目的は軟骨変性の進行抑制と疼痛コントロールです。また手関節の三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷や慢性の腱鞘炎にPRPを応用するケース報告もありますが、まだエビデンスは十分とは言えません。

臨床効果: 母指CM関節症に対するPRPは、安全で有望な治療となり得るとの報告がありますpmc.ncbi.nlm.nih.gov。ある研究では、PRP関節内注射により第一CM関節症の疼痛が軽減し、手の機能スコアが改善したとされ、大きな副作用も認められなかったと結論されていますpmc.ncbi.nlm.nih.govsciencedirect.com。別の前向き研究でも、PRP群は対照群に比べ痛みの長期軽減傾向を示し、ADLや握力の指標で良好な結果を残しています。もっとも症例数は小さく、RCTも限られるため、明確な有効性判断にはさらなる検証が必要です(エビデンスレベルIII程度)。手関節・手指へのPRP全般として、一定の疼痛緩和効果は期待できるが、膝や肘に比べ研究報告が少ないのが現状です。ただし自家血を用いる安全性の高さから、他治療抵抗性の関節痛・腱障害に試みる価値はあると考えられます。

投与手技: 手や手指の小関節の場合、解剖学的に狭小な部位への注射となるため高い精度での注入が求められます。母指CM関節ではエコーガイド下に関節裂隙へ1~2mL程度のPRPを注射します。多くは1回注射で、数週~1ヶ月後に効果判定し追加投与も検討します。手関節のPRPも同様にエコーまたは透視で狙った部位(例えばTFCC付近)に注射します。腱鞘炎など腱周囲の場合は、腱鞘内やその周囲に少量ずつPRPを行き渡らせます。手指は神経・腱が密集するため、経験豊富な術者が慎重に施行することが重要です。

足関節へのPRP療法

適応疾患と用途: 足関節では**足関節の変形性関節症(足関節OA)が主な適応として研究されています。外傷後の変形性変化や軟骨損傷による慢性的な足関節痛に対し、PRP関節内注射で炎症を抑え疼痛を和らげることが期待されますjawspodiatry.com。また足関節の靭帯損傷(捻挫後の慢性靭帯不安定症)**に対し、靭帯周囲へPRPを注射して治癒を促進する試みもあります。足部では他に足底腱膜炎への応用例も報告がありますが(足底腱膜は靭帯様構造)、ここでは主に足関節周囲に限定します。

臨床効果: 足関節OAに対するPRPの有効性については、結論が一致していません。高品質RCTの一つである2021年の報告では、足関節OA患者100例にPRPまたはプラセボ(生理食塩水)を2回注射比較した結果、26週時点で両群の疼痛・機能スコア改善度に有意差がなく、PRPはプラセボに勝らなかったと結論づけていますjamanetwork.comjamanetwork.com。この結果はPRP療法を支持しないエビデンスと言えます。一方で、小規模研究ではPRP注射後に疼痛スコアやADLが短期的に改善したとの報告もあり、症例数や評価期間により所見が異なりますjawspodiatry.comlink.springer.com。現状では足関節OAへのPRP効果ははっきりせず、少なくとも標準治療を明確に凌駕する証拠は不足しています。したがって足関節への適応は慎重に判断すべきで、患者への説明も必要です。慢性外側靭帯不安定症に対する靭帯部位へのPRP注射については、疼痛や不安定感の軽減が報告されていますが、エビデンスは初期段階です。以上より、足関節へのPRPは安全ではあるが効果には個人差が大きく、研究段階の治療と言えます。

投与手技: 足関節のPRP関節内注射は、足背から足関節の関節腔(距骨と脛骨の間)に針を進めて行います。通常エコーガイド下または触知で関節裂隙を確認し、3~5mL程度のPRPを注入します。1~2回注射して様子をみることが多いです。靭帯部(例えば外側側副靭帯群)に対しては、損傷部位周囲に細い針でPRPを少量ずつ注射します。こちらもエコー下に行い、神経や腱を避けて正確に届けます。足関節周囲は比較的浅いためエコー下であれば安全に施行可能ですが、PRP注射後は一時的に痛みが増すケースがあり注意が必要です。sciencedirect.com実際、足関節領域の研究でPRP群は他治療群に比べ注射後疼痛の頻度が高いと報告されていますsciencedirect.com。これはPRPによる一過性の炎症反応と考えられますが、患者には事前に説明し鎮痛対応することが大切です。

アキレス腱へのPRP療法

適応疾患と用途: アキレス腱は人体で最も太い腱であり、アキレス腱炎・アキレス腱症(変性断裂)が慢性化すると治療が難渋します。こうした慢性アキレス腱炎(非断裂の変性腱症)に対し、腱内にPRPを注射して組織修復を促す治療法が研究されています。適応は保存療法(エキセントリック運動や物理療法)で改善しない慢性アキレス腱症です。PRPに含まれる成長因子が腱細胞の増殖・血管新生を促し、変性した腱の再生を図ります。また部分断裂の場合にも、手術的縫合を避ける目的でPRPを利用するケースがあります。

臨床効果: アキレス腱の慢性障害に対するPRP効果は、研究間で結果が分かれているのが現状です。いくつかのメタ分析やRCTでは「PRPは偽薬や他治療と比較して有意な追加効果を認めなかった」と結論づけたものがあり、エビデンスの質が高い研究ほど効果は限定的とされていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。例えば厳密なデザインのRCTでは、偏心運動療法単独 vs PRP併用でアウトカム差がほぼないとの報告がありますjournals.lww.com。一方で、難治性の慢性アキレス腱症においてPRPが疼痛を減らし機能を改善したとする研究もありcureus.com、症例によっては有用との指摘もあります。2020年代のシステマティックレビューでは「PRPの有効性に関するエビデンスはまだ低く、現時点で明確な推奨はできない」との見解が示されていますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。したがって、アキレス腱へのPRP療法の効果には高い不確実性が残ると言えます(エビデンスレベルIの複数レビューで有効性は否定的~不明確)。一方、安全性に関して重篤な報告はなく、自家由来ゆえリスクは低いため、他手段が奏功しない症例で慎重に試みられています。

投与手技: アキレス腱へのPRP注射は超音波ガイド下で行います。患者を伏臥位にし、アキレス腱の肥厚・変性部位をエコーで確認して、そこに細い針でPRPを穿刺注入します。腱内および腱周囲に満遍なく行き渡るように、複数刺入して少量ずつ注射することが多いです。典型的には1~2回注射し、間隔は2~3週間あけます。注射後は多少の疼痛増悪がありうるため、安静と鎮痛剤で対応します。ステロイド注射と異なり腱弱化のリスクは低いものの、腱断裂のリスクを避けるため注射後しばらくは強い負荷を回避します。エキセントリックリハビリなど保存療法と組み合わせ、腱のリモデリングを促進します。

膝蓋靭帯(膝蓋腱)へのPRP療法

適応疾患と用途: 膝蓋靭帯(膝蓋腱)は膝蓋骨と脛骨を繋ぐ大事な腱組織で、スポーツ選手に多い**膝蓋腱炎(ジャンパー膝)**の慢性例にPRP療法が利用されています。ジャンパー膝(膝蓋骨下極の膝蓋腱障害)はバレーボールやバスケットボール選手に典型的で、保存療法で難治な場合にPRP注射が試みられますpmc.ncbi.nlm.nih.gov。PRPにより腱の変性部位での血管新生・コラーゲン産生を促し、疼痛を軽減することが目的です。また膝蓋腱部分断裂に対しても応用報告があります。

臨床効果: 慢性膝蓋腱炎に対するPRPの効果は比較的良好とする報告が多く見られます。代表的な研究では、膝蓋腱症40例を対象に1回注射群 vs 2回注射群で成績を比較したところ、どちらの群も長期フォローでVAS痛みスコア・VISA-Pスコア(膝蓋腱機能評価)・Tegner活動度スコアが有意に改善しましたpmc.ncbi.nlm.nih.gov。特に2回連続注射群の改善度が大きく、VISA-Pが93まで上昇したのに対し、単回群は66に留まったと報告されています(VASも2回群1.1 vs 単回群3.7と優位)pmc.ncbi.nlm.nih.govpmc.ncbi.nlm.nih.gov。この結果より、PRPはジャンパー膝の症状を大幅に改善しうること、さらに複数回投与で効果増強が得られることが示唆されますpmc.ncbi.nlm.nih.gov。他のRCTでもPRP群のVISA-P向上が対照群より大きい傾向が示されており、総合するとPRPは難治性膝蓋腱症に対し有効な治療となり得ると考えられます(エビデンスレベルII)。効果発現には数週~数ヶ月要する場合がありますが、多くの患者でスポーツ復帰や痛み半減が達成される傾向です。

投与手技: 膝蓋腱へのPRP注射も超音波ガイド下で行います。患者を仰臥位とし膝を軽度屈曲させた状態で、膝蓋腱の圧痛部(多くは膝蓋骨下端付近)にエコーで針を進めます。変性の強い部位では石灰化が混在することもありますが、その周囲を狙い腱実質内にゆっくりPRPを注入します。必要に応じ数か所刺入して広範囲に行き渡らせます。2週間おきに2~3回注射するプロトコルが用いられることもありますpmc.ncbi.nlm.nih.govpmc.ncbi.nlm.nih.gov。注射直後は安静とし、1~2週間後から痛みの許す範囲でリハビリ(局所のストレッチや筋力強化)を再開します。膝蓋腱は大腿四頭筋の強大な牽引力がかかる部位であり、施術後は徐々に負荷を戻す計画を医師・理学療法士と立てることが重要です。

前十字靭帯(ACL)へのPRP療法

適応疾患と用途: 前十字靭帯(ACL)は膝関節の主要な靭帯で、一度完全断裂すると自然治癒しにくいため通常は再建手術が行われます。PRP療法のACLへの応用は、部分断裂の保存治療および再建手術の補助の2つがあります。部分断裂(残存膝安定性が保たれる一部線維の断裂)では、PRPを靭帯付着部周囲に注射して断裂部の瘢痕癒合を促進し、手術回避を図ることがあります。またACL再建術では、自家腱グラフトの骨トンネル癒合促進グラフト再血行促進を目的に、手術中または術直後にPRPを添加する研究が行われています。

臨床効果: ACL部分断裂に対するPRP単独療法のエビデンスはまだ限られていますが、症例報告レベルでは膝不安定感の改善など一定の成功例が報告されています。PRP注射とリハビリで競技復帰できたケースもあり、UCL肘と同様に一部で有効との声があります。ただ科学的な有効性を結論付けるには症例数が不足しており、エビデンスレベルV程度です。一方、ACL再建術におけるPRP併用については多数のRCTが存在します。総じての知見として、PRPを併用すると再建グラフトの成熟や骨孔の骨癒合が早まる(MRI評価でシグナル低下が早期に得られる等)ことが示されていますresearchgate.net。しかし長期の膝関節機能や膝の安定性(再断裂率や関節スコア)に関しては有意な差がないとの報告が多く、最終的な臨床転帰を改善するエビデンスは乏しいのが現状ですresearchgate.net。つまり、PRPはACL再建後の生物学的な治癒プロセスを加速させるが、患者の感じる機能改善やスポーツ復帰率に劇的な影響は及ぼさないという位置付けです(エビデンスレベルI)。そのため、ACL再建術の標準手技としてPRPを組み込むまでには至っておらず、研究段階と言えます。

投与手技: ACL部分断裂の保存的PRP治療では、膝関節鏡下またはエコーガイド下に大腿骨付着部や靭帯残存部へPRPを注射する方法が報告されています。関節鏡を用いる場合は直接靭帯に穿刺できますが、侵襲が大きいため、通常は経皮的に膝関節内に注射し、PRPが靭帯部位に行き渡るようにします。再建術におけるPRP活用法は様々で、グラフトにPRPを浸漬したり、骨トンネル内にPRPゲルを充填したり、術後に関節内へPRPを追加注射する方法がありますresearchgate.net。これらは手術時に一回きり行われる場合と、術後数週間で追加注射する場合があります。現在まで重大な合併症は報告されていませんが、エビデンスの不確実性からルーチンには用いられておらず、研究プロトコル下で施行されるのが一般的です。

PRP療法の手技的側面まとめ

PRP注射を行う際の一般的ポイントを以下にまとめます:

  • 注射回数: 病変や患者状態によりますが、1~3回程度の注射が標準的ですfukui-seikeigeka.com。例えば変形性関節症では1回で効果不十分な場合、数週おきに計3回まで追加するプロトコルが用いられますresearchgate.net。腱・靭帯では1~2回で再評価し、症状残存時に追加投与しますpmc.ncbi.nlm.nih.gov
  • ガイド使用: PRPは可能な限り画像ガイド下で行います。大関節(膝など)は解剖的ランドマークで関節腔に到達可能ですが、小さな腱や靭帯部ではエコーガイドが精度向上に有用です。肩・肘・足・腱への注射は超音波でターゲットを描出し、安全かつ正確に注入します。
  • 投与量: 関節内注射では3~6mL前後、腱・靭帯では1~3mLを患部に投与する例が多いです(病変範囲に応じ調整)。関節内では多すぎると張痛が出るため適量を守ります。
  • PRP調製: 前述のように白血球含有量(LR-PRP vs LP-PRP)や活性化の有無で製剤特性が異なります。一般に関節内はLP-PRP(炎症を抑えるため)、腱や靭帯ではLR-PRPも使用されますsportsmed.orgresearchgate.net。成長因子の放出をすぐ得るため凝固剤で急速活性化する手法もありますが、一部では逆に治癒を阻害する可能性も指摘されており、活性化の要否は明確でありませんsportsmed.orgsportsmed.org
  • 疼痛管理: PRP注射時は局所麻酔を適量用いることで患者の負担を軽減します。但し麻酔薬がPRP作用を弱める可能性も論じられており、必要最小限の使用に留めます。注射後の痛みにはアイシングやNSAIDs短期使用で対応することがあります(ただしNSAIDsの長期使用は血流や炎症反応を抑えすぎる恐れから避ける意見もあります)。
  • リハビリ: PRP注射後は適切なリハビリテーションを併用することが重要です。関節の場合は可動域訓練・筋力トレーニング、腱靭帯の場合は徐々に負荷をかけるエクササイズを行い、組織の成熟と機能回復を図りますpmc.ncbi.nlm.nih.govpmc.ncbi.nlm.nih.gov。過度の安静は萎縮を招くため、痛みと相談しつつ運動を再開します。

合併症・リスク・副作用

PRP療法は患者自身の血液を用いるため重篤な副作用は極めて少ない安全な治療とされていますpaincare.clinicpaincare.clinic。しかし、注射を伴う処置である以上、以下のようなリスクや副作用が存在します。

  • 感染症: 注射部位の皮膚消毒が不十分な場合などに**細菌感染(関節炎など)**のリスクがあります。ただし適切な無菌操作で極めてまれです。自家血製剤であるため肝炎・HIVなどの感染症リスクはありません。
  • 疼痛の増悪: PRP注射後1~3日ほどは一時的に痛みや腫れが増すことがよくありますsciencedirect.com。これはPRPが誘導する炎症反応のためで、「治癒過程の一部」とも言えます。通常数日で治まりますが、痛み止めや安静で対処します。
  • 効果不十分: 患者の状態によっては期待した効果が得られない場合もあります。実際、膝OAでは約40%が痛みの十分な改善に至らなかったとの報告がありpaincare.clinic、全員に有効とは限りません。改善が乏しい場合は他治療への切り替えも検討します。
  • その他の局所反応: 注射部位の発赤・熱感、一過性の炎症、軽度の出血斑や内出血が起こり得ます。また腱周囲に注射した場合、まれに隣接する神経の刺激による一時的なしびれが報告された例もあります(例:肘のUCL注射で一過性の尺骨神経症状の報告)。適切な手技でリスクは非常に低いですが、患者には説明しておきます。
  • 費用負担: 副作用ではありませんが、公的保険適用外である国が多いため費用が高額となる点も現実的なデメリットですfukui-seikeigeka.com。このため経済的理由で治療継続が難しいケースもあります。

総じて、PRP療法は安全性の高い治療ですが、「注射」である以上ゼロリスクではありませんfukui-seikeigeka.com。適応の見極めと患者への十分な事前説明、施行後のフォローが大切です。

海外におけるPRP療法のガイドラインと保険適用状況

米国(USA): 米国ではPRP療法は整形外科分野で広く行われていますが、その位置付けはなお「試験的治療」の域を出ていません。米国整形外科学会(AAOS)の変形性膝関節症ガイドライン(2021年改訂)では、PRP注射の推奨度を**「強い推奨」から「限定的推奨」へと引き下げましたprovidencehealthplan.com。これは「研究間の結果のばらつきや、OA進行度による効果差」が理由とされていますprovidencehealthplan.com。また退役軍人病院/国防総省(VA/DoD)のガイドラインや各種臨床ガイドラインの多くが、膝OAに対するPRPを明確に推奨しない or 推奨度不明としていますesceo.orgsciencedirect.com。実際、国際的なガイドラインの分析では約82%がPRP治療に否定的または推奨無しとの報告もありますsciencedirect.com。保険面では、米国の民間医療保険・メディケアはいずれも整形外科領域でのPRPを実験的(investigational)扱い**としており、原則として費用は自己負担ですresilienceorthopedics.com。ほとんどの保険会社(AetnaやBlueCross他)がPRPをカバー外としており、「十分な有効性エビデンスが確立されていない」との理由が挙げられていますresilienceorthopedics.com。したがって米国では、患者が自費でPRPを受けるケースが一般的です。一部の先進的スポーツメディスン領域では積極的に用いられていますが、公的保険の支援はありません。

欧州(Europe): ヨーロッパでもPRPは広く利用されていますが、国や学会により対応が分かれます。イギリスの国立医療技術評価機構(NICE)は2019年に**「膝OAへのPRP注射は有効性エビデンスが質・量とも不十分」と指摘し、現時点で一般診療として推奨しない方針を示しましたprovidencehealthplan.com。安全性に大きな問題はないものの、さらなる研究を促す立場ですprovidencehealthplan.com。欧州のリウマチ学会(EULAR)や国際変形性関節症研究会(OARSI)も、2019年ガイドラインで膝OAへのPRPを「強く推奨しない」との勧告を出していますesceo.org。これはエビデンスの質が低く効果に確証が持てないためですesceo.org。一方、イタリアやスペインなどPRP研究が盛んな国では、特定の条件下でPRPを保険適用する動きもあるようですが、EU全体で統一された保険収載はありません。多くの欧州諸国でPRPは自費診療**(プライベートクリニック等で提供)となっています。ただしスポーツ分野では著名選手への使用例(例:サッカー選手の治療)が報道され認知されています。

韓国・アジア: 韓国では2010年代にPRPブームが起こり、一部の病院が広告的にPRPを謳って問題視されましたpmc.ncbi.nlm.nih.govpmc.ncbi.nlm.nih.gov。韓国保健当局は当時、「エビデンス不十分なPRPを高額請求するのは違法」と警告を発し、2011年時点ではPRPを有償提供することは医療法上認められていない状況でしたpmc.ncbi.nlm.nih.gov。以降、研究の進展に伴い認識も変化しつつありますが、2020年代においても韓国の国民健康保険はPRP療法をカバーしておらず、自由診療で行われているのが実情です。アジア全般でも、日本同様に先進医療・再生医療として位置付けられ保険適用はなく、患者自費負担となる国が多いです。ただ中国・中東などでは国策として再生医療を推進する流れもあり、今後変わる可能性もあります。

日本国内でのPRP療法の現状

利用状況: 日本においてPRP療法は近年注目を集め、スポーツ整形領域や難治性変形性関節症の治療として導入する医療機関が増えていますfukui-seikeigeka.comfukui-seikeigeka.com。具体的には、プロスポーツ選手のコンディショニング目的でのPRP使用報告(例:プロ野球選手の肘障害治療など)や、一般患者でもヒアルロン酸で効果不十分な膝OAに対する自費治療として希望されるケースが多くなっていますfukui-seikeigeka.com。大学病院や専門クリニックでも再生医療の一環としてPRP外来を設置する例がみられます。

施設例と研究: 順天堂病院、日本医科大学付属病院など一部の大学病院は比較的早期からPRP治療を導入し、症例研究を蓄積していますpaincare.clinic。前述の順天堂の報告(約500症例)や、慶應義塾大学での軟骨疾患へのPRP研究など、国内でもデータが蓄積されつつあります。また整形外科学会やスポーツ整形学会でもPRPのシンポジウムやガイドライン策定の検討が始まっています。現在までに日本語の総説や症例報告も増えており、例えば『変形性膝関節症に対するPRP療法の最新エビデンス』と題したレビューでは、国内外の研究結果を整理しPRPの有効性と課題がまとめられていますpaincare.clinicnaruoseikei.com。全体として、**「保存療法の選択肢が広がる有望な治療だが、エビデンスの質向上が必要」**とのスタンスです。

保険適用の有無: **日本ではPRP療法は現在公的医療保険の適用外(自費診療)**となっていますfukui-seikeigeka.com。そのため患者は全額自己負担となり、費用は数万円~十数万円/回程度に及びますfukui-seikeigeka.com。再生医療等安全性確保法の下で各医療機関が厚労省に届け出を行い、自費診療として実施しているのが現状ですhealth-vein.com。ただし一部のPRP製剤(例えば特定の濃縮PRPキット)は先進医療として申請がなされている動きもありますar-ex.jp。保険収載には、「有効性・安全性を示す大規模試験」と「国の承認」が必要でありfukui-seikeigeka.com実現まで数年単位の時間を要すると見込まれていますfukui-seikeigeka.com。現時点で「いつ保険適用になるか」は明言できないのが実情でfukui-seikeigeka.com、今後のエビデンス蓄積と行政判断に委ねられます。2025年現在、PRP療法は厚労省の先進医療や自由診療として各施設で提供されており、保険適用化に向けた臨床研究が進行中ですar-ex.jp

エビデンスレベルと今後: 日本国内でPRPを実施する医師は、最新の研究動向を踏まえつつ患者に説明・同意を得ることが重要です。幸い海外から質の高いエビデンスが蓄積されつつあり、例えば膝OAではメタ分析(Level I)の結果も参考に治療を検討できますpaincare.clinic。一方で効果に個人差が大きいため、「効く人には効くが効かない人もいる」治療である点を強調し、過度な期待を煽らないよう注意が必要ですpmc.ncbi.nlm.nih.govpmc.ncbi.nlm.nih.gov。国内でもさらなるRCTやデータ収集が求められており、将来的にエビデンスが確立されれば保険収載の可能性もありますar-ex.jp。現状では自費診療ゆえの経済的負担も含め、患者と十分話し合って適応を判断する姿勢が推奨されますfukui-seikeigeka.com

まとめ: PRP療法は、膝・肩・肘など各関節や靭帯の難治性病変に新たな治療オプションを提供する有望な手段です。疼痛軽減・組織再生促進など多面的な効果が期待でき、比較的安全に施行できます。一方で効果の程度や持続は疾患・患者により様々であり、十分な科学的根拠に基づく適応判断が欠かせません。海外では一定の支持エビデンスがありつつもガイドライン上の推奨は慎重で、保険適用も限定的です。日本でも今後の研究次第で位置付けが変わり得る治療と言えます。臨床応用にあたっては、最新知見(エビデンスレベル)を踏まえ、患者とリスク・ベネフィットを共有した上で実施することが、医療者に求められる責務となります。

researchgate.netsportsmed.orgresearchgate.netpubmed.ncbi.nlm.nih.govpmc.ncbi.nlm.nih.govsciencedirect.comjamanetwork.compmc.ncbi.nlm.nih.govfukui-seikeigeka.compaincare.clinic

PRP療法の婦人科応用

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